友達がいないってやばい?中2で友達を捨てた私が思う友達の必要性

LIFE

友達がいないのは悪いことなのか?そもそも友達って作らないといけないのか?たくさんいたほうがすごいみたいな感じだけど何でなん?友達って必要?
こんな疑問を持っている学生さんや社会人の皆様に向けて…

タイトルにもあるように私(現在は30代)は中学2年生の時に友達を捨てました…というと少し語弊があるのですが、詳細は中学2年生から友達と待ち合わせをして登下校をしていたのをやめて一人で登下校するようになり、この時期から一人で行動することを選びました。

この記事では

✓一人になってみて気づいたこと
✓人との繋がりを作るのは自分の気持ち次第
✓友達はやっぱり大切

こんなことを中心に友達についての実体験と友達について思うことを書いていきたいと思います。

友達を作る意味が分からない。中学2年生の時に友達の存在意義がわからなくなり、人に合わせることが嫌になり自分中心で行動し始めました。

けど、やっぱり友達って大切でした。

友達は大切だと気付いたきっかけ

一人で登下校し始めた理由

中学生になり、好きな人と好きな時間に登下校できるようになりました。当初私は登校するときは4~5人で下校は帰宅部だった2人で一緒に帰っていました。2年生になりクラスが離れ、終わりの時間にズレが出てきたことが一人帰宅デビューのきっかけとなりました。

時間のズレといってもそれほど大きくなかったのですが、相手のほうのクラスが遅くなると待たないといけない…私はもういつでも帰れるのに、相手のクラスが終わらないがためにせっかく早く終わった日でも待たないといけない…急にこのことに耐えられなくなり一人で帰宅するようになりました。
登校も人に時間を左右されるのが嫌になり、同時期に一人で登校するようになりました。
自分が一番で自分のペースを乱されたくない、自分中心で物事を進めたい、みたいな今思うと一番友達にしたくないやつだったと思います(笑)

それまでは親友と呼べる仲だったのですが、これをきっかけにクラスも違うのでだんだんと疎遠になり、中学卒業以降会うことはありませんでした。

一人になって思ったこと

中学2年生の途中から一人で登下校を始め、最初はものすごく快適でした。誰に合わせるでもなく好きな時間に家を出て、授業が終われば速攻で帰宅。家が大好きだったし、お金も中学生なのであまりなく、どこかに寄って帰りたいといった気持ちも全くありませんでした。

特に不自由なく快適に過ごしていましたが、一緒に行動することのなくなった友達たちとは会えば喋るけどもちろん遊びの場に誘われることはなくなりました。
自分で望んだことなのに、以前の友達がワイワイ楽しそうにしているのを見た時には少し後悔しました。

さらに時が立って社会人何年目かにSNSで登下校を共にしていた友達たちが私を除いたみんなでまだ繋がりがあったことを知った時にはまたなんとも言えない複雑な気持ちになりました。
ない物ねだりってこのことですね。

一人で行動するのは元々好きでした。だけどそれは“友達がいる前提”で成り立っていたのだと感じました。親友と呼べる友達がいなくなった時、一人で行動することに不安を覚え、疎外感を初めて感じました。

友達がいないってやばい?

友達がいないのは悪いことではない

友達がいないのは別に悪いことではなく、たくさんいるからすごいわけでもない。けど何となく友達が少ない人はかわいそうとか、たくさん友達がいてすごいみたいな心理はあるように感じます。

中学生の私もそれまでの親友を失い、友達のいない自分がどう見られているのか、友達が少なそうでかわいそうにみられているのではないかとかいろいろなことを考えました。今思うと全く理解できませんが(笑)その時の私は友達を自分が良く思われるためのツールのようなものだと思っていたように思います。結果自己中ですね。あの時離れていった親友は見る目があったのだと思います。

友達がいないのは悪いことではないです。人間なのでどんなに頑張っても合う人合わない人がいます。でもやっぱり一人では生きていけません。本当に全く友達なんて別に要らないという人もまれにいると思いますが、心の許せる友人はいるに越したことはないと思います。またたくさん友達がいるからすごいというわけでもありませんが、誠実な人、信頼のある人には人が寄って行って、結果的にたくさんの友達に囲まれているようになっている気がします。

自分がやりたいことを素直に思いっきりやっていれば自然と仲間はできると思った話

大学生も4年生で30代になった今でも関係が続く友人と出会うことができました。

年を重ねて自己中も落ち着いてきたのだと思います(笑)大学でもサークルには入らず気の合う友人もできず…できずというか作りたいと努力することもなく、途中本当に辞めてしまいたいと思った時期もありました。けど親にそれは許さんと言われ諦め在籍し続けた結果ありがたいことに心の支えになる友人と出会えました。

友達を作ろうと努力したわけではありませんでしたが、ゼミの中の輪に入ってみんなで楽しく過ごしたい!と思って日々の生活を送りました。
私の学科は管理栄養士育成の学科で1~3年は同じクラス、4年生だけは卒業論文作成のためゼミに所属します。なので4年生で初めてクラス替えのようなものが行われ、同じ学年だったけど初めて顔を合わせる人ばかりでした。
所属したゼミは定員12名。マウスを使った実験ができるというので興味があり選びました。マウスを扱うのでそのお世話も込みで平日はもちろん時には土曜も登校してマウスを使った実験を行うものだったので、12名で毎日実験を共にやり、昼食を食べ、おやつ休憩をし、誕生日はみんなで祝い…こんなことをしていたら勝手に気の合う仲間と出会えてました。

あまり人気のないマウスを扱うこのゼミを選ぶという変態同士の集まりだったのでより気が合いやすかったのかもしれません(笑)この時はとにかくみんなでいることが心地よくて、以前のような打算はなかったです。嘘偽りなくやりたいことをやっていただけでした。

友達が自分に与えてくれる影響

50m走もライバルがいるとタイムが縮まるように、友達と切磋琢磨することで可能性が広がるように思います。実際、管理栄養士の試験勉強も全員同じ実験室でやっていました。同じ空間でやることで分からないことはその場で聞いて解決!それを聞いていた他の友人たちの知識にもなりみんなでレベルアップしていくことができました。

前にも述べたように一人は悪いわけではない、けど刺激がない、得られるものが限られる、そんなような気がします。違う人間なので考えていることも違う。それを触れ合う中で感じてそんな考え方もあったのか!とまた一つ自分の引き出しが増えていく、そんな素晴らしい刺激が友達からは得られます。

無理に作る必要はない。けど仲間が欲しいなら行動してみよう!


無理に作ろうとすればするほど難しい。実際には私も作ろうとして友達ができたことはありません。

しかし、同じ感覚を持つ仲間を探そうと思ったら、自分も正直にやりたいことをやる、興味のあることに積極的に挑戦してみる。するとその過程で同じ思いの友達が見つかっていくのではないかと思います。

学生でも社会人でも同じです。できること、やりたいこと少しずつやっていきましょう!

相手の立場に立ち発言をする

自分がされて嫌なことは人にはしないってやつですね。人と接する時に何かに迷ったときにはここに戻るのが一番いいと思います。人を傷つけることなく良好な人間関係が築けます!

アルバイトする

学生さんであればアルバイトはとても面白いと思います。アルバイトでは学校と違って年代の違う人と触れ合えるからです。年代が違えば考え方が違うので知識も刺激ももらえます。

興味のある部活・サークル・社会人サークルへの参加

共通の趣味が一番仲間を作りやすいです。好きなものが同じというのはそれだけで楽しくてテンション上がりますよね!

相手に興味を持ち話しかけ、疑問に思ったことは質問してみる

人に質問されたり話しかけられたりすると“自分に興味を持ってくれてるんだな”と嬉しくなりますよね。相手も同じです。無理には質問を考えて話しかける必要はないですが、気になったのなら勇気を出して聞いてみましょう!相手も嬉しいはずです(*’▽’)

まとめ


“自分が一番大切”それは今でも同じです。でも友達も同じくらい大切です。
なぜなら家族とは違う安心や心の支え、時には厳しい言葉も与えてくれて自分を成長させてくれる唯一無二の存在だからです。

友達がたくさんいるのは素晴らしいことです。その人の人柄もまた素晴らしいのだと思います。しかし友達は無理に作るものでもなく増やすものでもありません。

心から信頼でき純粋に会いたいと思う人と出会った時には絶対大切にしてください。

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